食事の摂り方

食事の摂り方中性脂肪を減らすには、食事療法と運動療法が大切です。運動療法は時間もとられますし、中々できないと思われがちですが、実際きちんとできないのが食事療法の方でしょう。中性脂肪を減らそうとして、無理に食事の量を減らしたり、食べたり食べなかったりするのは逆効果です。

エネルギーを摂りすぎない

エネルギーを摂りすぎないと言うことは、要は食べすぎないようにと言うことです。中性脂肪もコレステロールも体には必要なものですが、摂りすぎると病気の元になってしまいます。1日3食を規則正しく摂りましょう。規則正しく摂らなければ、代謝のリズムが狂ってしまいます。1度の食事をお腹いっぱい食べるのではなく、腹八分目にとどめ、1口食べるごとに箸を置いて30回噛みましょう。

ゆっくり噛んで食べることによって、少しの量で満腹感が得られるようになります。満腹中枢に『お腹いっぱいだよ』と司令がいくのに10〜30分かかります。食べ終わった直後より、ちょっと時間がたった頃にお腹が苦しくなるのはこのためです。腹八分目でゆっくり食べていると、実際は満腹でなくても、満腹感を得られるのです。これが食べ過ぎないコツです。

肥満の人が多い

肥満傾向にある人は、過剰にエネルギーを摂っています。そんなことはないと言い張る人もいるかもしれませんが、実際に中性脂肪が多い人や肥満の人は、量にも問題があるかもしれませんが、その食事の内容に問題があるのです。自分でも無意識に、脂肪の多いものを好んで食べる傾向にあります。ですから、いくら食事の量をセーブしているといっても、その内容を見るとエネルギーを摂りすぎていることになるのです。

お酒は控える

あなたはお酒を飲みますか? アルコールが体内に入ると肝臓で分解され、中性脂肪に作り変えられます。そして肝臓から血液の中に放出されます。お酒を飲む人で中性脂肪が高い人は、お酒の量や飲む回数を減らす必要があります。カクテルは甘いシロップも入っていますし、サワーなども甘いものが多いので、できるだけ避けましょう。おつまみも揚げ物などではなく。枝豆や冷奴、刺身などにするといいでしょう。

余った糖質は中性脂肪に

ごはんや砂糖などの糖質は、エネルギーとして使われなかった場合、糖質から中性脂肪に変換され、体に備蓄されます。飢餓状態になっても生きていけるように備わった体の働きですが、現在の生活では体が飢餓状態になることなど滅多にありません。結果、備蓄された中性脂肪も使われることなく、どんどん蓄積されていきます。そのため、中性脂肪だけではなく、糖質の取りすぎもよくありません。

カロリー0の砂糖

ドラッグストアなどでは、カロリーが0の自然派甘味料が販売されています。糖尿病や肥満症の人に向けたものとして、厚生労働大臣が許可を出している甘味料です。他にもカロリー1/2のものなどもありますが、甘さの中に苦味を感じたり、砂糖とは違う甘味料独特の甘味があったりするのですが、カロリー0なうえに、甘さが砂糖と同じで、それまで使っていた砂糖と同じように使うことができます。このカロリー0の甘味料が砂糖と違うところといえば、トウモロコシ由来のブドウ糖を発酵させて造られたエリスリトールと、中国の果物、羅漢果から作られていて、色が茶色いというところでしょうか。とにかくカロリーがないので、体の中で中性脂肪に変ることもありません。

抗酸化食品を積極的に

私たちが呼吸で取り入れた酸素の約2%が活性酸素になります。この活性酸素がウィルスなどを酸化して病気を防いでくれています。体の役にたっている活性酸素ですが、増えすぎると血管壁の細胞まで酸化させてしまいます。そうなると、血管壁に傷がつき、中性脂肪やLDLコレステロール、血小板などが入り込み、動脈硬化を起こす原因になります。

活性酸素を増やさないためにも、抗酸化食品を積極的に取り入れてみましょう。抗酸化作用のある食品は、ビタミンEを多く含むナッツ類や緑黄色野菜、果物や植物油。ビタミンCを多く含むいも類やイチゴなどの果物。カロテノイドを含む緑黄色野菜、海藻類、フラボノイドを含むたまねぎ、ブロッコリー、大豆、キャベツ、茶葉、赤ワインなどです。