特定保健用食品

特定保健用食品特定保健用食品とは、1991年に導入されたもので、実験データに基づいて審査を受け、厚生労働省から健康に対する効能高価を商品に表示することを認められている食品のことを言います。『トクホ』とも呼ばれ、広く知られてきました。

特定保健用食品の表示義務

厚生労働省から特定保健用食品の認可が下りたものは、認可や承認を受けた内容から著しくかけ離れた表示をすることは認められていません。また、食品衛生法施行規則第21条第1項第4号で、『特定保健用食品及び栄養機能食品(以下「保険機能食品」という)以外の食品において、保険機能食品と紛らわしい名称、栄養成分の機能及び特定の保険の目的が期待できる旨の表示をしてはならないこと。』と規定されています。認定されたものにおいては、以下の表示をしなければいけません。

・ 特定保健用食品であるということ(条件付の特定保健用食品の場合、条件付であるということも表示)

・ 許可または商人を受けた表示の内容(添付文書があれば箱に表示しなくても文書に記載していればよい)

・ 栄養成分量、熱量

・ 原材料の名前

・ 内容量

・ 摂取目安量(1日あたり)

・ 摂取方法や摂取時の注意事項

・ 摂取目安量(1日あたり)に含まれる機能表示する成分の栄養素など表示基準値に締める割合

血中中性脂肪があがりにくい

血中の中性脂肪が上がりにくいと謳っている特定保健用食品がいくつかあります。ドリンク剤になっているものは食後の中性脂肪の上昇を抑えるものが多く、3食の中で脂肪の多い食事をした後、1時間以内に服用します。味も飲みやすくなっています。高脂血症の薬を服用していても、一緒に飲んでも差し支えのないものですが、服用を始める前に医師に必ず相談してください。

 

EPAやDHAが配合されているものもありますが、ドリンク剤の殆どが、グロビン蛋白分解物が配合されています。 クッキングオイルでは、血液中の中性脂肪だけではなく、体脂肪が気になる人、肥満気味の人にもオススメです。中性脂肪が正常値の人が使っても、値が下がりすぎたり、肥満ではないのに脂肪が減りすぎたりすることはないので、家族皆で使うことができます。

 

普段使う食用油と同じ量を揚げたり炒めたり、用途に合わせて使うことができます。また、コレステロールに作用する特定保健用食品のクッキングオイルもありますので、自分に合ったものを選んで使ってみましょう。 お茶でも中性脂肪の上昇を抑えてくれる特定保健用食品がいくつかあります。

 

その中でも、ウーロン茶重合ポリフェノールが含まれているのは、食後の血中中性脂肪の上昇を抑えてくれる働きと、食事の中に含まれている脂肪を便と一緒に出してしまう働きが厚生労働省に認められているものがあります。これは食事のときに飲まなければ意味がありません。緑茶タイプのものは、体脂肪や空腹時の忠誠脂肪値を減らす働きのあるものもあります。

上手に利用する

特定保健用食品を利用しているからと言って、好きなものを好きなだけ食べ、運動をしなくてもいいわけではありません。食べすぎや偏食、お酒の飲みすぎには注意し、適度な運動をして、自分なりの努力をしつつ、その中に上手に特定保健用食品を取り入れるようにしましょう。

 

食事のたびに利用するのではなく、脂肪の多い食事の時に利用するなど、効率よく使っていかなくては意味がありません。 また、1日の摂取量より多く取り入れたからといって、予防する効果が上がったり、疾病がよくなるわけではありません。過剰摂取することによって、反対に害になる場合もあります。きちんと決められた量を摂取するようにしましょう。

治療するものではない

特定保健用食品は、健康を気にしている人を対象にしています。医薬品ではないので、治療を目的として使うものではありません。病院で中性脂肪の治療を行っている場合、医薬品ではないからと自己判断で使用せず、必ず医師に相談しなければいけません。