中性脂肪が増える原因

中性脂肪が増える原因体に必要なものなのに、過剰になると病気の原因になってしまう中性脂肪。どうして必要以上に増えてしまうのでしょうか。中性脂肪って何?でも少し触れていますが、その原因について紹介していきましょう。

食べすぎ・飲みすぎでの肥満

中性脂肪は食べ物からも摂取しますし、体の中でも作られています。こうして体内に取り込んだり作られたエネルギーが、ちゃんと消費されないと、どんどん中性脂肪がたまっていきます。食べすぎで必要以上に中性脂肪を取り入れたり、運動不足で消費エネルギーが少ないと、体内に蓄積されていくのです。

また、お酒の飲みすぎも中性脂肪が増える原因の1つになります。お酒を飲んでいると、カロリーの高いものを一緒に食べがちで、食べすぎになってしまう他に、お酒が代謝される時に中性脂肪の合成を促進してしまうのです。ですから、お酒を飲みながらダラダラと何かを摘まんで口にするというのが、一番体に中性脂肪をためやすい食べ方になります。そして肥満へとつながってしまうのです。

太るほどに増える中性脂肪

【中性脂肪って何?】でも触れていますが、食べ過ぎや運動不足によって中性脂肪が過剰になり、体の中に蓄積されていくと、肥満を招きます。太ると体を動かすのが億劫になり、運動不足に拍車がかかってしまいます。また、太ると体がその体重を維持しようとして、体重に合った分だけ食べようとします。動かないのに食べてしまうということになります。【中性脂肪って何?】で取り上げたように、太っていると食べすぎ傾向にある上に運動不足も重なり、更に増えすぎた脂肪細胞が中性脂肪を作り出そうとします。

作り出された中性脂肪は更に脂肪細胞を増やし、増えた脂肪細胞は新たに中性脂肪を作り出そうとします。太ってしまい、ちゃんと自己管理をしていないとドンドン中性脂肪は増えて行くのです。要するに、中性脂肪を摂取した量と、運動などで消費される量のバランスがとれていればいいのです。

適量以下にして食べよう

理想の食事量は、よく腹八分目と言いますが、肥満傾向にある人は、おなか一杯食べてしまうようです。お腹が苦しくて動けなくなるほど食べていると、習慣化してしまいます。よく『胃が大きくなった』とか、『胃が小さくなった』などと言いますが、これは間違いです。

普段から食べている量で満腹になったと脳が判断するので、食べないことを続けていると、少ない量でも満腹感を得られますし、普段から大量に食べている場合、たくさん食べなければ脳が満足したと信号を出さなくなってしまうのです。最初はつらいかもしれませんが、もう少し食べられるというところで箸を置くようにしましょう。

加齢・ストレス・たばこ

食べすぎ、飲みすぎだけではなく、ストレスをためこんだり、たばこを吸ったりすることも中性脂肪の合成を促進してしまいます。また、年齢を重ねるごとに肝機能が衰えてきますので、加齢も中性脂肪増加の原因の1つになります。男性は30代以降、女性は閉経後の40〜50代に急激に増え、同時に肥満傾向になります。

中年太りというのがこれです。仮に今現在肥満ではなくても、加齢と共に基礎代謝は低下しますので、若い頃と同じような食生活をしていると、気づかないうちに中性脂肪が増加して肥満になってしまいます。食べる量は同じでも、食事の内容を見直す必要があります。

お酒と中性脂肪

前述したように、お酒の飲みすぎは中性脂肪をためこむことにもなり、おすすめできるものではありません。少量のアルコールは血液の中の善玉コレステロールを増やしてくれるので、脳卒中の予防になるなどと言われていますが、血液中の中性脂肪が高い人はアルコールを控えた方がいいでしょう。成人男性で中性脂肪の高い人では、その殆どがアルコールの摂りすぎが原因と言われています。お酒をやめたら中性脂肪の量が半減したというデータもあります。つきあいもあるでしょうから、週に1〜2日は休肝日を作り、お酒を飲まない日を作りましょう。